初心者のFX 投資スタイルと初心者向けの通貨とは
2018-06-21 11:40
初心者のFX投資スタイルとは
FXによって取引をはじめて最初の年で資産を何倍にもした!という話をよく聞きます。ですが成功例がある反面、全員がうまくいくわけではありません。
FXをはじめて半年未満で資産を倍にした人、短期間で何十万円も儲けたという人は少なからず存在します。たしかに為替を扱うのが初めてという人でも成功者は存在します。
FXはいうなればギャンブルです。全員が成功するわけでもなく、色々な人の言葉を片端から盲目的に信用しそれで失敗すると相手のせいにする人は成長がなくいつまでも初心者のままといっていいでしょう。
FXは初心者の段階から信用できるしわかりやすいという情報を抽出して活用しましょう。あまり色々と気を散らさない方が惑わされずに済みます。初めてならばリスクの少ない方法が安心できるかもしれません。
運用通貨の倍率であるレバレッジは2倍~4倍程度に抑えリスクに備えます。資金が潤沢でない場合にはリスク管理の方が重要です。
為替差益ではなくスワップポイントを狙う方法がそれに当たります。たとえば口座に100万円を入れドルを5万通貨(1$=100円とした場合)買うとレバレッジ5倍ほど。スワップポイントは一日250円(1万通貨で50円の場合)、月に7500円の利益となります。
仮に大幅な為替の変動があってもロスカットが発生する確率も低くなります。まだ取引に慣れないうちは、そういった通貨を無理なく低レバレッジの範囲で長期保有の外貨を増やすことで頻繁な取引をせずともスワップポイントが入るスタイルを強化してみるのも確実な資金運用の方法となるかもしれません。
先が読めたと感じた時は、その時だけレバレッジを上げて大量に買い、差益を狙ってもいいです。どこでリスクを犯してどの程度までリターンを狙うか!という戦略を少しずつ実践し、形にしていきましょう。
過度のリスクは犯さずに元本を守るということが一番重要です。チャンスを見いだしてそれに賭けるスタイルを作り上げることができれば、初心者でも安泰です。
初心者がFXを行う上での注意点
外部要因があったり、場合によってはなくても急激な為替変動には、初心者でなくても誰もが危惧する問題です。地震や津波、干ばつなどの自然災害も為替に影響を与えます。急な自然災害による為替の変動はどう頑張っても予想できるものではありません。
たとえ経験を積んだベテラン投資家でさえ、未来を知る能力でも身につけなければ自然災害などはわからず、為替の完璧な予想もできません。
初心者FXトレーダーは当然ながら急激な価格変動で平常心を保つといった高度な精神調整はできません。慣れたつもりでも、数年に一度の急騰や急落は今この瞬間にも起こるかもしれないんです。
金融相場、投資に絶対はありません。その場の勢いや一過性の判断で、衝動的な対応をしてしまう危険もあります。できる限りの金融市場での状況を想定して為替取引のリスク管理をしっかりと行うためにも、損切り(ストップロス)はしっかりと入れましょう。
大きな含み損を抱えたままでは正常な判断ができずパニックになることも多々あります。含み損が一定数値になると自動的に損を確定させる注文がストップロスです。「含み損が○○万円になったら諦めて決済しよう」と決断をしていたつもりでもいざとなると思い切れず大きすぎる含み損を抱え、結果ロスカット(資金不足による強制損切)になって退場する人もいます。
初心者FXで見落とされがちですが得を出すこと以上に損を出さないことは、投資の上で一番重要なことなのです。一番怖いのが先ほどあげたストップロスを入れずにいたせいでFXで資産を殖やし直す余地のないほどの大損をしてしまうことです。
チャンスをつかもうにも元金がなければどうしようもありません。運用元の資金が少ない初心者にとっては、一回の失敗が大きくなりすぎて取り返しがつかなくなることだけは回避すべきです。そのためにも最悪の事態を予測して手を打っておきましょう。
初心者向きの運用しやすい外国通貨とは
初心者が運用する場合、数多くある通貨ペアの中から何を選ぶべきでしょうか。外貨別の特性を把握し無理なく上手に運用できるコツをつかむことができれば、FXで資産を増やしていくに当たって心強い味方になることは間違いありません。
ひとつの外貨だけを買うとリスク集中しますので、できれば複数の通貨を持つべきでしょう。外貨をもう少し細かく見ると、市場参加者が頻繁に売買をする主要通貨や、主要通貨ほどではなくともそこそこ取引がされている準主要通貨などがあります。
主要通貨と準主要通貨の違いは取引量にあります。取引量の少ない外国通貨ほど、一方向に急激に変動することがあります。石油の売買など様々な局面で世界的に取引されている基軸通貨は依然として米ドルです。多くの品物がドル建てで決済されています。
FX業者や経済評論家の出す情報や分析はドルの情報が圧倒的に多く、情報を色々見比べたい初心者にとっては豊富な判断材料となります。
ユーロは米ドル、円とともに主要3通貨のひとつで世界で取引量が最も多いのがユーロ/ドルです。上昇、下降が明確でとても素直な通貨といえます。
ニュージーランドドルと豪ドルは準主要通貨ですが、特にスワップ金利が他の通貨よりも高いことなどから人気があります。ニュージーランドの方が豪ドルより金利が高いですが、その分金利などの情報にも即座に反応し、値動きも激しいです。両国ともやはり利上げや利下げの話が注目され、金利の問題がスワップポイントに直結するためでその情報ひとつで大きく変動することが多々あります。
英ポンドはハイリスクハイリターンの外国通貨として知られて、初心者にはおすすめできません。初心者のFX投資では、慣れてきたら少しずつ手をつけるくらいでいいでしょう。
最後に
お読み頂きありがとうございます。
私も投資で2度ほど退場した経験があります。一度目は訳も分からず手を出して、調子よく資産を増やしていったものの、ビギナーズラックは長く続かずハイレバレッジでの運用で一瞬の価格変動で追徴を受けてしまいました。
二度目は何とか工面した資金でチマチマとリスク管理をしていった結果、最初の時よりも多くの資産を築くことができました。
ですが好奇心からよりリスクの高いマイナー通貨に手を出し、大きな含み損におびえ損切もストップロスも入れずに堪えようとした結果、メイン通貨の含み益を吹き飛ばすぐらいの全通貨の大暴落を経験し2度目の資金超過の追徴を受け、2度目の退場となりました。
今はなんとか資金をコツコツ運用し、地道に確実にと運用しています。よく聞く投資で億り人!といった話が出ていますがそのような人達がその後継続して稼いでいるという話をあまり聞きません。
一過性の仮想通過のようなものに手を出して一時は良い目を見ることができるかもしれませんが、しっかりとしたリスク管理ができない限り、この世界では生き残ることはできません。
一番大事なのは損をしないこと。たとえ今日の儲けがゼロだとしても、資金を減らすことなく生き残っていればそれで勝っている!と思っても良いぐらいです。
皆様も投資をする際にはリスクをいかになくして平常心で投資を行うことを心がけて頂ければと思います。
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